product 製品案内
製品案内
天然ゴムラテックス
天然ゴム MMAクラフト共重合体ラテックス MGシリーズ
天然ゴムラテックスにMMA(メチルメタクリレート)をグラフト共重合した変性天然ゴムラテックス。 極性基を付与する事で被着体との親和性が向上します。MMAのグラフト率でグレードが各種あります。
- 不揮発分(%):50~55
- pH:9~11
- 粘度(mPa·s):20~50
概要
コアテックスMGシリーズは、天然ゴムラテックスにメタクリル酸(MMA)をグラフト共重合した変性天然ゴムラテックスです。
天然ゴム分子鎖に極性基を導入することにより、天然ゴムラテックス特有の自着力を活かしつつ、従来の欠点である機械安定性や被着体への接着性を向上させた製品です。
天然由来の成分、かつ溶剤を使用せず水系のため、環境に優しくお使いいただけます。
製品グレード
※phr:天然ゴム重量100に対する配合剤の重量部
※MG-20、MG-30、MG-50などニーズに合わせて調整可能です。
一般性状(暫定規格)
測定条件:全固形分(105℃×2hr)、粘度(25℃、B型粘度計)
MGシリーズの性質に対するMMA重合部の影響
機械安定度
荷重をかけた時に発生する凝集物の量から、機械的な安定度を算出します。
機械安定度の数値が低いほど、作業時の擦れによるカスの発生などを抑えることができます。
測定機器 : マーロン式試験機
測定条件 : サンプル重50g、荷重10kg、5分間、回転数1000rpm
耐油性
被膜が吸油し、膨潤した量から、油に対する耐性を算出します。
通常の天然ゴム(以下:NR)は油に対する耐性が低いですが、MMAを重合することにより耐油性を向上することができます。
測定条件:サンプル重0.3g、24時間常温乾燥、ゴム揮発油に3時間浸漬
硫黄前加硫ラテックス
硫黄を用いてラテックス状態で加硫した加硫ラテックス。
フィルムは淡黄色不透明であり、常温乾燥で高モジュラス、引張強度は高い。
- 不揮発分(%):52~55
- pH:9~11
- 粘度(mPa·s):50~90
過酸化物前加硫ラテックス
過酸化物を用いたラテックス状態で加硫した加硫ラテックス。
フィルムは淡黄色不透明であり、常温乾燥で低モジュラス、伸長度大、引張強度は高く、耐熱性良好です。
- 不揮発分(%):52~55
- pH:9~11
- 粘度(mPa·s):30~50
概要
ゴムは生ゴム分子の間を橋架け(架橋)することにより、更に大きく伸び縮みします。
この架橋のことを加硫と呼び、加硫したゴムを加硫ゴムと呼びます。一般にゴムは加硫することにより、強度などの機械的特性および耐熱性、耐油性が著しく向上します。
通常、加硫はゴム製品が造られる工程で最終段階に行われますが、予めラテックスの状態で加硫処理を行ったものが「前加硫ゴムラテックス」です。
加硫のための加熱工程を使えない、又は加熱工程を省きたい場合にお勧めです。
また、未加硫ゴムに比べると物性が高いため、未加硫ゴムの置き換えや改質剤としてもお勧めです。
弊社では、2種類の異なる加硫剤での前加硫ゴムラテックスをご用意しております。
表1. 加硫によるゴムの物性変化
(日本ゴム協会誌 第68講 ゴムの架橋と薬剤 より転載)
製品グレード
一般性状(暫定規格)
測定条件:全固形分(105℃×2hr)、粘度(25℃、B型粘度計)
物性概要一覧
耐油性
被膜が吸油し、膨潤した量から、油に対する耐性を算出します。
通常の天然ゴム(以下:NR)は油に対する耐性が低いですが、MMAを重合することにより耐油性を向上することができます。
引張強度・モジュラス・伸び
測定機器:引張試験機
引張速度:500 mm/min
試験片:0.50 cm²
測定条件:ガラス板にサンプル塗延、25℃×17hr乾燥
荷姿
一斗缶、キュービーボックス:17kg
ドラム:180kg 又は200kg(ドラムの種類による)
コンテナ:1,000kg
高濃縮ラテックス
通常の天然ゴムラテックスよりも、不揮発分が高い高濃縮ラテックス。
感圧凝固性が高いため、乾燥性に優れています。
- 不揮発分(%):67~73
- pH:9~11
- 粘度(mPa.s):1000~5000
解重合ラテックス
ラテックス状態で化学的に天然ゴム分子を解重合反応(低分子化)したラテックス。
柔軟性、粘着性があるため、粘着付与剤、浸漬製品の軟化剤、粘着剤のベースポリマーとして使用できます。
- 不揮発分(%):55~60
- pH:9~11
- 粘度(mPa.s):500以下
低臭ラテックス
アンモニア臭を低減した低臭ラテックス。
刺激臭がないため、刷毛塗りする用途に向いています。
- 不揮発分(%):55~60
- pH:8~9
- 粘度(mPa.s):500以下
固形ゴム
天然ゴム・MMAグラフト共重合体 コアシリーズ
変性天然ゴムラテックスMGを、乾燥凝固した製品ゴム。
乾燥時にクラック発生する事で、シート状でなくブロック上の塊ゴムとなり溶剤型粘着剤などのベースとして使用できます。
概要と特徴
コアシリーズは、天然ゴムラテックスにメタクリル酸メチル(MMA)をグラフト共重合し、乾燥、固形化した共重合体天然ゴムです。日本製としては唯一の製品となり、性能の安定性に定評をいただいております。
天然ゴム分子鎖に極性基を導入することにより、天然ゴム本来の性質を活かしつつ、従来の天然ゴム以上に、硬度、耐油性、接着性の向上が期待できます。
主に天然ゴムの改質材として使用されています。
製品グレード
硬度
JIS L 6253 デュロメータタイプA
使用方法例
溶剤系ゴム糊
RSS3号などの固形ゴムと一緒に素練りを行った後、トルエンベースの溶剤へ溶解させる。
コアの添加により粘着剤の凝集力アップ等の効果が見込める。
※非常に硬いため、そのままの状態では溶剤に溶けません。ゴムと素練りを行ってから溶解下さい。
荷姿
箱(内袋入り)
コア30:18kg入り目
コア50:20kg入り目
片サイズ
コア30:10cm角
コア50:10~15cm角
用途別各種製品